Balloon Barrel®
バルーンバレル®
銅電線よりも細く軽く
機器の軽量化・小型化、信号回路増加に
BACKGROUND
開発の背景・
世の中のニーズ
なぜ、細く軽く強い電線が必要なのか?
自動車を例にすると、近年CO2削減やCASE対応によって機器の増加に伴うスペースの確保と重量の削減が課題となっています。強度や信頼性の関係で、やむなく太い電線を採用している機器などは、細く強い電線へ置き換える必要があります。またこうしたニーズは、自動車分野以外にも、ロボット、航空宇宙、医療分野など様々なジャンルで広がってきています。
高性能化、
機能の追加に伴い
搭載機器が増加
(=回路数通信線が増加)
EPISODE 01
我々が導き出した解決方法
銅電線よりも細く軽く、且つ強くするためには?
電線に繊維を採用
細経化しても電線の強度は保たなくてはいけない。
電線のコアに繊維を使用することで、電線の細経化と軽量化を実現しました。
導体に従来の銅線を使用し、錫でコーティングを実施。
電線の強度・信頼性を確保しつつ、銅電線価格に近い低コストも実現できます。
EPISODE 02
繊維を使った電線を
実用化するために
繊維を加締める?加締め強度をどう保つ?
独自の加締め技術を確立
細く軽く、強い電線はできたが、繊維を使用した電線は、従来端子では加締め強度が確保できない。デルタプラスの独自の加締め技術を使った『バルーンバレル』では広範囲なC/H寸法で加締め強度を維持できます。広範囲なC/H寸法で加締め強度を維持できます。
EPISODE 03
軽量化と細径化にあわせた
小型ハウジングと端子
信頼性と強度が必要な自動車にも対応できるコネクタ
020・012サイズの
コネクタを開発
ハーネスの軽量化と細径化に伴い、コネクタとそれに合わせた端子も小型化を要望する動きが強まっている。信頼性と強度が必要な自動車の場合、現在は025サイズが主流であり一部の自動車メーカーで020サイズが採用されている。
またデルタプラスでは020サイズよりもさらに小さい012サイズの開発も進めています。